統合失調症とつきあう

オランザピン(ジプレキサ)は太るって本当?20mgを10年以上服用した私の体験談

統合失調症のための薬として「オランザピン(ジプレキサ)」が良く使用されています。この薬は陽性症状にも陰性症状にも効果的ですが、無視できない欠点があります。それは「めちゃくちゃ太ること」 私も精神科病院を退院してから10年以上、オランザピンを服用していますが、体重が30kg以上太りました。

統合失調症の方がオランザピンを服用すると、どうなってしまうのでしょうか? この記事では、オランザピン20mgを10年以上服用してきた私の体験談を元にご紹介します。

オランザピン(ジプレキサ)とは

オランザピンとは、主に統合失調症の患者のために処方される抗精神病薬です。具体的には以下のような効果があります。

気持ちの高ぶりや不安感をしずめるほか、停滞した心身の活動を改善する作用があります。そのような作用から、本来の適応である統合失調や双極性障害(躁うつ病)に限らず、強い不安感や緊張感、さらには抑うつ状態などさまざまな精神症状に応用することがあります。

心の病気の一つ「統合失調症」は、脳の情報伝達系に不調を生じる病気です。現実を正しく認識できなくなったり、思考や感情のコントロールが上手にできなくなります。幻聴など幻覚、妄想を生じることも多いです。

このお薬は、そのような脳内の情報伝達系の混乱を改善します。おもな作用は、ドーパミンとセロトニンという2つの神経伝達物質をおさえることです。2つをおさえることで、統合失調症の陽性症状(幻覚、妄想、興奮)と陰性症状(無感情、意欲低下、自閉)の両方によい効果を発揮します。

詳しい薬の効用の説明は避けますが、夜にこの薬を飲むと、寝つきが良くなって熟睡できるようになりました。気持ちも穏やかになるだけでなく、物事の考え方も前向きになったような気がします。

出典:http://www.interq.or.jp/ox/dwm/se/se11/se1179044.html

しかし、このオランザピンには無視できない副作用があります。それは「劇的に太る」ということです。

【体験談】オランザピンを飲むと太る

私がオランザピンを飲み始めたのは2007年のころでした。当時は陽性症状はすでに落ち着いていたのですが、結構重度な陰性症状が残っていました。そこで処方されたのが、オランザピン(当時はジプレキサ)の20mg。これを毎夕食後に服用するように指示されました。

オランザピンを服用してすぐに実感したのが、とにかく空腹を感じやすいことです。毎日朝・昼・晩と3食食べる生活をしていても、昼食と夕食の間と夕食後から深夜にかけての時間帯に耐えがたい空腹感を覚えます。

それで間食を取ったり、夜中にラーメンを食べたりしちゃんですよね・・・

その結果、オランザピン20mgの服用開始から1年後には10kgくらい太ってしまいました。

その後も空腹感に負けて、間食や外食、夜食をやめられずにいたら、もともと60kgだった体重は、90kgまで増えてしまいました。さすがにこれではヤバイと思い、ダイエットを決意します。

オランザピンで太ってもダイエットすれば痩せられる

オランザピンのせいで体重90kgになった私ですが、一念発起してダイエットすることを決意しました。その方法は、とにかく歩くことです。

朝の5時に起床して、そのまま早朝の散歩を開始。毎朝90分歩く生活を1年ほど続けた結果、体重はなんとか75kgまで減量できました。散歩だけでなく、間食もできるだけ控えました。大好きだったポテトチップスも1週間に1日だけにするという徹底ぶり。

おかげ体も軽くなったのですが、調子にのって食事量を少し増やしたら、あいつがやってきました。そうです「リバウンド」です。

20kgのダイエットに成功!しかしリバウンド発生!

早朝の散歩を続けていても、食事量が戻ってしまったせいで、リバウンドしてしまい、体重は85kgまでみるみる増加。そうこうしている間に、就職が決まり早朝の散歩もできなくなってしまいました。

「この状況はヤバイ」と思い、間食と夜食を気合いでやめた結果、体重の増加はストップ。しかし減ることはありませんでした。その結果、体重85kg前後の状態が5年以上つづきます。

在宅ワークのフリーランス生活と新型コロナの襲来

2018年3月に会社を退職して、4月からフリーランス生活がスタート。「出勤する」というタスクがなくなったのですが、長年な会社生活で早朝の散歩を再開する習慣は取り戻せず、それどころか昼夜逆転する日もあるくらいに。新型コロナによる自粛生活の影響もあり、85kg前後をキープしていた体重は、ゆるやかに増加して、現在、92kg前後になってしまいました。すっかり元に戻ってしまったのです。

オランザピンの減薬をようやく開始

このようなダイエットとリバウンドにより疲れ果てた私は、主治医にオランザピンの減薬を提案しました。統合失調症の陽性症状も陰性症状もほとんど落ち着いていたので、「少しずつ減薬しましょう」ということになり、現在はオランザピンの量が20mgから15mgまで減りました。しかし体重は相変わらず92kgのまま。たぶん減薬以外にやるべきことがあるんでしょうね・・・・

ちなみに現在は、間食も夜食も取らない生活をしているため、体重が増加していくということはありません。ただ92kg前後を維持している状態。私もアラフォーになり、基礎代謝が落ちてきているので、最初のような散歩だけで痩せるのは難しいかもしれません。

今年からですが、ナイシトールという漢方薬の服用も始めました。こいつを飲むと便通が良くなるような気がします。しかし劇的な減量にはつながっていないのも事実です。

まとめ

オランザピンを毎日20mg服用して30kg太った話でした。現在の体重は92kgくらい。こいつを何とか70kg台にするのが当面の目標です。今の生活で心掛けているのが、

・間食やおやつは食べない
・深夜に夜食は取らない
・出来る限り日常生活で歩く
・ナイシトールを毎日服用する

これくらいです。運動の要素をもっと増やしたいのですが、仕事が忙しすぎてまとまたった時間が取れない。なんかおうちで出来る効果のありそうな運動を見つけることも検討しようかな。

私が服用しているナイシトールはこちらです。こいつの飲み始めてから便秘は一気に解消しました。薬局でも買えますが、アマゾンで買うのが一番安いです。

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ABOUT ME
立花 浩紀
23歳で統合失調症を発症。20代はラグナロクオンラインにハマる生活を送ったが、30代でしぶしぶ社会に復帰。デイケア、就労移行支援、就労継続支援A型を経て、2018年にフリーランスのWebライターになりました。自分自身の経験を生かして、統合失調症を抱えながら前向きな仕事をしたい方を応援します。このブログではフリーランス・障害者雇用・一般就労を目指している方へのお役立ち情報を発信しています。

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