インターネット上で「仕事をしたい人」と「仕事を依頼したい人」をマッチングするサービスがクラウドソーシングです。
本格的にガッツリ使っている人や、副業的にちょっとした隙間時間で活用している人など、クラウドソーシングの使い方は人それぞれです。
そんなクラウドソーシングには、障害者に特化したものがあることをご存じでしょうか。この記事では障害者専用のクラウドソーシングを2つご紹介します。
たちばな
統合失調症の当事者のたちばなが執筆しています。デイケア・就労移行支援・就労継続支援A型・障害者雇用・クローズ就労など様々な働き方を経験し、現在はフリーランスのWeb制作者として活動しています。Web制作は1999年から始めたベテラン。スキルを生かして統合失調症などの障害者でも自分らしく働くための情報を発信中です!
・クラウドソーシングは発注者と受注者をマッチングするサービス
・チャレンジドメインとサニーバンクは障害者専用のクラウドソーシング
・ランサーズとクラウドワークスはフリーランス向けのクラウドソーシング
ネットで簡単受注!『チャレンジドメイン』
名前 | チャレンジドメイン |
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URL | https://challengedomain.com/ |
登録料 | 無料 |
運営会社 | 株式会社仙拓 |
チャレンジドメインは株式会社仙拓が運営する障害者向けクラウドソーシングサービスです。寝たきり社長で有名な会社ですね。
仕事で分からないことがあっても、チャットアプリを使ってリアルタイムでやり取りできるので、スムーズに仕事ができると、障害者の方からも評判のようです。
発注者向けには「在宅就業障害者特例調整金」や「在宅就業障害者特例報奨金」の助成金に加えて、「障害者雇用納付金の減額」のメリットがあることが記されています。
2021年9月現在では、掲載されている仕事数は4件です。仕事内容は「会計入力業務」「SNS運用」「ロゴ作成デザイン」「翻訳」です。
「ワーカーの声」のページで、実際に働いている人の体験談が公開されているので、登録する前に参考として見ておくと良いでしょう。
新しい働き方を開拓する『サニーバンク』
名前 | サニーバンク |
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URL | https://sunnybank.jp/ |
登録料 | 無料 |
運営会社 | 株式会社メジャメンツ |
サニーバンクは株式会社メジャメンツが運営する障害者向けクラウドソーシングサービスです。公開されている仕事は無条件で全て受注できるわけではなく、一定の知識やスキルが必要な仕事については、事前に講習会を受けていただき、一定のスキルに達した人だけが受注可能です。
例えば、アクセシビリティ診断の仕事では、WebサイトがJIS規格に則っているか確認するため、Webサイトの構成や規格について講習を受ける必要があります。
2021年9月現在では、掲載されている仕事数は3件です。仕事内容は「ウェブアクセシビリティ基礎診断」「リモートアシスト業務」「ライティング業務」です。
ほかにも案件によっては適性試験が必要な業務もあるようです。
このように受注者側も発注者側も、いい加減な取引ができないようになっている点が魅力的です。
フリーランス向けには『ランサーズ』や『クラウドワークス』がある
障害者に限らず、フリーランス向けのクラウドソーシングには、 ランサーズ やクラウドワークス があります。どちらも日本国内では規模の大きなクラウドソーシングサービスであり、豊富な案件数があります。上記の障害者向けのクラウドソーシングに自分で出来そうな案件がなかったら、こちらにチャレンジするのもありです!
ランサーズ
ランサーズは、どちらかというとフリーランス側に親切な機能が多い印象です。例えばプロジェクトの信頼性をAIで判定する機能があったり、顔写真や本名の公開で、フリーランス検索で上位に表示されるなどの機能があります。
\国内最大手のクラウドソーシング/
フリーランスに優しい
クラウドワークス
クラウドワークスは、どちらかというと発注者側に親切な機能が多い印象です。例えばクラウドワークスのプロジェクトでは、一つのプロジェクトで複数の応募者を採用させる機能があります。またプロジェクト進行上で「検収」という工程もあります。またフリーランスとしてのスキルを評価する、「Webライター検定」や「ビジネス事務検定」があります。フリーランスを検索する時に、検定の合格者で絞り込めたりするので、スカウトを増やしたい方は、ぜひチャンレジしてみてください。
\日本最多の案件数を持つクラウドソーシング/
自分にぴったりの仕事が見つかる
このブログでも、両者のクラウドソーシングの概要について解説している記事を公開しているので、よろしければご覧ください。