デイケア

デイケアって何してるの?デイケア歴10年の私が語るデイケアの良いところ、悪いところ

デイケアとは精神障害者のためのリハビリ施設です。

精神科病院を退院してから通所を開始して、早いもので10年が過ぎました。

10年間のデイケア通所を振り返って、デイケアに行って良かったことや、悪かったことなど、感じたことを素直に紹介します。

デイケアって何をしているの

「デイケア」とはその名の通り、日中にやる事がない人や、病院を退院したばかりの精神障害者の方に対して、様々なプログラムを提供する事で社会復帰を支援するための施設です。

規模にもよりますが、私の通所しているデイケアは最大で60人くらいの利用者がいます。

具体的な活動内容はデイケアごとに多少は異なっていると思いますが、私が通所しているデイケアでは

・卓球
・カラオケ
・絵画
・習字
・散歩
・ストレッチ
・ヨガ
・etc…

など様々なプログラムが用意されています。利用者はデイケアのスタッフと相談して、どのプログラムに参加するのか自分で決めて参加することができます。

利用者の過ごし方は人それぞれですが、私はあまり他の人と馴染めなくて基本的に一人で本を読んだり、音楽を聴いたりして過ごすことが多いです。

ちなみに現在、私はフルタイムで働いているので、デイケアの利用は土曜日のみです。(不定期)

デイケアってどんな人が通っているの

デイケアには基本的に精神障害者と呼ばれる人たちが通所しています。障害の種類としては、うつ病、統合失調症、発達障害などが一般的です。

就労の前段階に通所する施設だけあって、結構な重病人と思われる人も少なからずいらっしゃいます。

精神障害者と一言でいっても、実際には様々な人がいます。

「精神の障害って見た目では判断できない」

と、よく言われますが、明らかに見た目で精神障害者だな、ってわかるような人もいますね。

一人でぶつぶつ独り言を言っている人や、極端に身なりの不潔な方は

「あぁ、何かの病気なのかな?」

と思われてしまうでしょう。その一方で、他の利用者さんと積極的に雑談ができたり、デイケアが用意しているプログラムもそつなくこなしている利用者さんもいらっしゃいます。

障害者の方って私も含めてですが、なにかと不器用な面が多いです。

ですが、あまりそういう事を感じさせない利用者さんは、話したり、一緒にプログラムをやると、

「この人って本当に障害者なのかな?」

なんて思ってしまいますね(笑 

そういう人は割りと早くデイケアを卒業してしまいます。

卒業後の進路は人それぞれですが、就職であったり、就労移行支援施設あるいは就労継続支援施設などに切り替えるなどです。

デイケアに通って良かったところ

デイケアに通所して一番良かったことは、地元にある就労移行支援施設を紹介してくれたことです。

私はもともとパソコンを使って趣味でホームページの制作したりブログを運営などしていました。そのような事を普段からデイケアのスタッフに話していました。

そうすると、ある日いつものようにデイケアに参加した日、スタッフの方から

「パソコンの訓練ができる就労移行支援施設に通所しませんか?」

と、地元にある就労移行支援施設を紹介してくれました。

そして私はその就労移行支援施設で訓練をすることになります。

一番最初に移行施設に見学に行ったときに、デイケアの私の担当者が一緒に付き添ってくれたのが、今思えば良かったと思います。

正直、当時の私は1人で外出することすらままならない感じでしたので・・・

移行支援施設に通所を開始したときは、

週2日は移行施設
週3にはデイケア

というペースで通所を開始し、だんだんと移行支援施設での訓練が進むにつれてデイケアの利用日数は減っていきました。

デイケアでは別に無視されたりいじめられたりしたことはなかったのですが、正直あまり馴染めませんでした。

そういうわけで早い段階で移行支援施設への通所を開始できてよかったなぁと思います。

デイケアに通って悪かったところ

逆に悪かったところですが、実はあんまりないのです。強いて言うなら、食事がまずい(笑) というくらいでしょうか。

あとはスタッフがころころ変わってしまうことくらいですね。

私の場合、10年間のデイケア通所の間に私の担当の職員が5回くらい変わっています。

幸い私の担当者はみんないい人ばかりでしたが、期間の短い人だと4か月で変わっちゃったりしたので、いったい何なんだって感じです。

まとめ

私は統合失調症と診断されて15年が経ち、デイケアの利用を開始して10年経ちました。

この間にいろいろな事がありましたが、デイケアをきっかけにして社会復帰できて本当によかったです

しかしながら、社会復帰の場としてのデイケアですが、実際には一向に社会復帰できずに何十年もデイケアに通所を続けている「重鎮」のような利用者さんもいらっしゃいます。

デイケアって基本的に自分の好きなことばかりできるから、居心地がいいんですよね。

だから毎日デイケアに行くだけの日々を何十年も送っている利用者さんが発生してしまうのは、しょうがないような気がします。

このような問題点をデイケアという支援施設は抱えています。

私は社会復帰できたから、なおさらそう思うのかもしれませんが、やっぱりスタッフの方も一生懸命、社会復帰できるように支援してくれているのだから、利用者である私たちも、ちゃんと自立した生活をおくれるように努力するべきだと思ってしまいます。

何はともあれ、精神障害者にとって一番身近な支援施設である「デイケア」うまく利用して社会復帰を目指してくださいね。

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ABOUT ME
立花 浩紀
23歳で統合失調症を発症。20代はラグナロクオンラインにハマる生活を送ったが、30代でしぶしぶ社会に復帰。デイケア、就労移行支援、就労継続支援A型を経て、2018年にフリーランスのWebライターになりました。自分自身の経験を生かして、統合失調症を抱えながら前向きな仕事をしたい方を応援します。このブログではフリーランス・障害者雇用・一般就労を目指している方へのお役立ち情報を発信しています。

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