はじめまして。「統合失調症と働く」の管理人の立花浩紀です。まずは簡単に私の自己紹介をします。
立花浩紀の自己紹介
まずは「統合失調症と働く」の管理人・立花浩紀を簡単に紹介します。
名前 | 立花浩紀 |
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性別 | 男 |
年齢 | 40代 |
住所 | 奈良県 |
障害内容 | 統合失調症 |
薬 | オランザピン10mg |
手帳 | 精神保健手帳2級 |
このような感じです。23歳のころに統合失調症を発症して、40代になったいまでも通院と服薬を続けています。現在は寛解しており、フリーランスとしてお仕事ができるようになりました。
立花浩紀の経歴
つぎに私の経歴を紹介します。
統合失調症の発症から精神科病院への入院まで
関西の私立大学の4回生のときに統合失調症と診断されました。IT企業に内定を頂いていたのですが、大学は留年することになり、内定は無効になりました。これはかなりショックでしたね・・・
そのままずるずると大学は留年をし続けて、26歳のときに統合失調症の陽性症状が悪化して、近所にある精神科病院に3か月間入院しました。この入院により、自分は障害者であることを強く自覚します。
精神科病院退院から就労移行支援の利用まで
退院後は入院先の病院のデイケアに通所を開始します。デイケアについては記事を書いたので、詳しく知りたい方はご覧ください。
このデイケアの職員さんから就労移行支援のことを聞いて、体験期間を経て通所を開始することにしました。
通所先の就労移行支援では主にWeb制作のスキルを勉強しました。具体的には、Photoshop、Illustrator、Fireworks、Dreamweaverなどの操作スキルと、HTML・CSSですね。1年半くらいの訓練の結果、地元にある便利屋さんに就職します。
便利屋さんに就職
就職先の便利屋さんは、家族経営の小さな会社でした。ワンマンの社長と、その奥さんが経理をしてて、長男がスタッフとして働いていました。ほかに健常者のスタッフが数名といった感じです。
便利屋さんでは、ゴミ屋敷の掃除・引っ越し・井戸の手掘り・草刈などいろいろな仕事を経験しました。夏場は暑くてめちゃくちゃ大変でした。
便利屋さんの業務は順調だったのですが、社長が病気で入院することになり、一度廃業することになりました。私はこのタイミングで一度解雇されます。
就労移行支援再開から就労継続支援A型の利用まで
便利屋さんを解雇されてしまったので、就労移行支援を再開することになりました。この時、水面下で新しく就労継続支援A型の事業が始まることが決まっており、私は再開した就労移行支援を3か月で修了して、就労継続支援A型事業所への勤務を始めました。
就労継続支援A型では、Web制作やデータ入力の業務を担当しました。私はエンジニアとしてHTML・CSS・JavaScriptの実装や、WordPressのカスタマイズなどの業務に従事しました。その後は、Web制作部門のリーダー的な立場で、後から入社してきた利用者さんに、Web制作などの仕事の指導をしていました。
薄給以外は特に不満がなかったのですが、40歳を目前にして新しいことにチャレンジしようと思い、就労継続支援A型を38歳で退職して、フリーランスとして開業しました。
フリーランスの日々
フリーランスとして、私はWebライターの業務を主に行っています。執筆ジャンルは、IT・セキュリティ・転職・マーケティング・経営・資格取得などです。このプロフィールを書いている2024年現在で開業して7年目になります。
業務委託・ランサーズ・クラウドワークスなどで受注しています。このブログでも障害者のフリーランスの働き方について紹介しているので、ぜひ参考にしてみてください。
クローズのテレワーク就労
フリーランスの仕事は順調だったのですが、たまたまフルリモートのWeb制作会社の求人を見つけて応募してみたところ、運よく採用されることになりました。
採用先のWeb制作会社でも、主にSEOライティングを行っています。朝の9時から15時までが就業時間です。就業といっても完全に自宅で働いているので、9時と15時にチャットワークであいさつすることが、始業と終業となっていました。
ただスパムのような記事を毎日更新するような仕事嫌気がさし、2022年3月でWeb制作会社は退職して、2022年4月から再度フリーランス一本の仕事に戻っております。
ハローワークの求職者支援訓練
フリーランスの仕事を通じて経営に興味を持ち、その流れでバックエンドの業務に強い関心を感じました。経理・総務などの仕事ですね。
そうは言っても、全くの未経験でこれらの仕事に就くのは難しい・・・、ということで、ハローワークの求職者支援訓練で簿記と会計を学ぶ求職者支援訓練を受講しました。
訓練は少し遠方にある資格教室で行われました。Word・Excelの基本操作と日商簿記3級の勉強がメインのカリキュラムです。
WordやExcelは得意でしたが、こうやって教室で学んだ経験はなかったので、なんだか新鮮でした。日商簿記3級も開業1年目の時に合格済みでしたが、試験範囲が新しくなっていたので、またイチから真剣に勉強を開始しました。
訓練の結果、日商簿記3級、MOS Word Expert、MOS Excel Expert、MOS PowerPointの試験に合格! その後は独学で日商簿記2級対策を進めた結果、日商簿記2級にも合格できました。
万と持して就職活動を始めたのですが、40代未経験で経理・総務の仕事に就くことはできず、結局、大阪にあるフルリモートのWeb系のA型作業所に就職しました。またWeb制作かよ・・・って感じ。
人生2度目のA型作業所
就労継続支援A型で働くのは人生で2度目でした。今回は完全フルリモートの職場だったので、通勤がなかったのは良かったですね。時給も大阪の最低賃金だったので1,000円以上はありました。Webライターという仕事で採用されたのもよかったです。
ただこのA型作業所は仕事が全然なく、自宅で自習したり、会社のアカウントのクラウドソーシングの仕事をしたりと、かなり暇な感じでした。
そんな感じで数か月が過ぎて、なんだか仕事内容が怪しい感じに・・・
詳しくは書けませんが、著作権違反みたいな仕事をアサインされるようになり、なんとなく「そういう仕事はだめですよ」と反発してみたものの効果はなし。
また、職業指導員さんのスキルがめちゃくちゃ低くて、利用者の私がマニュアルを作成して、指導員さんがそれをみて作業する、みたいな逆転現象も発生。
ここはあかんなぁ・・・と、思っていたところ、「うちで働きませんか?」と、就労継続支援B型を経営してる方からお誘いがあり、2024年4月から職業指導員として勤務することが決まりました。正社員の仕事です。
ちなみに個人事業主の仕事も続けており、インボイスにも登録済みです。ようやく「正社員&個人事業主」という理想的な働き方になりました。
立花浩紀のプライベート
プライベートでは、通信制大学の放送大学を2022年9月に卒業しました。社会と産業コースに所属していましたが、2022年10月から生活と福祉コースに再入学します。将来は障害福祉や精神医学に関する卒業研究をやりたいと思っています。
さらに2023年10月から放送大学大学院の選科履修生になりました。将来は大学院で障害福祉や精神医学の研究をしたいと思っています。
あとは資格を取るのが趣味です。資格いいですよね。私は具体的に以下のような資格を所有しています。
・応用情報技術者
・情報セキュリティスペシャリスト
・2級FP技能士
・AFP
・日商簿記2級
・ビジネス会計検定2級
・ビジネス実務法務検定2級
・認定SEOコンサルタント
・SEO検定1級
・ウェブ解析士
・MOS Expert 認定
など。
いろいろ資格を持っていることで、フリーランスの仕事がやってこれています。案件とるのが楽になるんですよ。特にFPの資格は金融メディアへの応募でかなり有利になるのでおすすめです。
今後は「社会保険労務士」「行政書士」「中小企業診断士」「日商簿記1級」「CFP®」など資格を取得してコンサルティングの仕事を強化したいと思っています。なかなか難しい資格で苦戦してますが、40代の間に達成したいですね!
「統合失調症と働く」について
このブログでは、立花浩紀の実体験に基づく記事を公開しています。1カ月に2,3回は更新したいと思っているのですが、仕事が忙しくてなかなか・・・ 記事のリクエストなどがあったら、お気軽にお問い合わせくださいね。
「統合失調症と働く」の運営方針
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